CRMコンサルティングとシステム提供を通じた顧客戦略支援で、事業の成長を設計するスマートウィル

CRMコンサルティングとシステム提供を通じた顧客戦略支援で、事業の成長を設計するスマートウィル

Column
Topics
2025/12/26

2025年も、気がつけば年の瀬を迎えました。
毎年この時期になると、1年を振り返りながら、「この会社は、ちゃんと前に進めただろうか」と自問します。

今年は、スマートウィルにとって創業15周年という節目の年でもありました。
そして同時に、私たちは、会社としてのスタンスを一歩前に進める為に、明確な言葉を掲げました。

「顧客を軸に、ビジネスを進化させる。」
Beyond CRM, Transforming Business Growth

このタグラインを掲げたのが、2025年です。
15年の歩みを経て、ようやく「自分たちは何者で、どこへ向かうのか」を、
迷いなく言葉にできるタイミングが来たのだと思っています。

振り返れば、スマートウィルの15年は、試行錯誤の連続でした。
CRMという概念に向き合い続け、時に遠回りもしながら、
「顧客との関係性を、どう経営の力に変えていくのか」を問い続けてきました。

今年を一言で表すなら、「自立と進化の年」だったと感じています。

大きなトピックスの一つが、
SEL(Strategy Execution Lead)部門の立ち上げです。

戦略を描くだけで終わらせず、
実行し、成果が出るところまで責任を持つ。
その思想を、個人の力量ではなく、組織として体現するための部門として、SELを位置づけました。

属人的になりがちなコンサルティングや実行支援を、
チームとして再現性のある価値提供へと進化させていく。
今年は、そのための役割設計や意思決定の整理が、着実に進んだ一年でした。

プロダクト面では、クライアンテリングCRMツール「BoCRM」の拡張機能として、ホテル向け予約エンジン機能の開発に取り組みました。
CRMを単なる「管理の道具」にとどめず、
売上や顧客体験に直結する“実装された仕組み”へと進化させる。
タグラインで掲げた思想を、プロダクトとして形にする挑戦でもありました。

また、新規クライアントとの出会いにも恵まれ、
業界・領域ともに、少しずつ裾野が広がってきています。
「スマートウィルに相談したい」「一緒に考えてほしい」
そう声をかけていただけることの重みを、改めて実感する一年でした。

そして私個人にとっては、
都議選への立候補、初当選、議員活動のスタートという、大きな転機がありました。
経営者、教育者に加え、都議会議員という役割が加わり、結果として“三刀流”の一年となりました。

正直なところ、不安がなかったわけではありません。
ただ、この一年で強く実感したのは、
会社が、私一人に依存しない組織へと確実に成長したということです。

現場で判断し、前に進めるメンバーが育ち、
それぞれが自分の役割を理解し、自律的に動いている。
組織として「自立自転」できる感覚を持てたことは、
創業16年目にして得られた、何よりの成果でした。

この15年、私たちが追求してきたCRMの本質は、単なる「顧客管理」ではありません。
それは、一人ひとりと向き合い、信頼を積み重ね、
持続可能な未来を共創する「仕組み」そのものです。

今、私は政治の現場に身を置いていますが、そこでも痛感しているのは、
公共の世界にこそ、この「CRMの思想」が必要だということです。
選挙の時だけではない、都民との日常的な信頼構築。
そして、掲げた戦略を絵に描いた餅にせず、SELのように「実行・完遂」する
プロフェッショナルな姿勢。

「CRMを、社会実装する。」

33年の実務で磨いたこの知見を、スマートウィルの事業成長と並行し、
都政という巨大な経営の現場でも形にしていく。
2026年は、その挑戦をさらに加速させる一年にしたいと考えています。

振り返れば、三刀流の生活は決して楽なものではありませんでした。
しかし、その格闘のなかで現場に権限を譲り、信じて任せることで、
スマートウィルは一段と「強い会社」へと進化したという確かな手応えを感じています。

2026年は、これまで積み上げてきた思想と仕組み、そして経験と実績を土台に、
事業としても、組織としても、「成果を積み上げる年」にしていきたいと考えています。

本年も、クライアントの皆さま、パートナーの皆さま、
そして日々現場を支えてくれているメンバーに、心から感謝申し上げます。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

2025年12月26日
富ヶ谷事務所にて
株式会社スマートウィル
代表取締役社長 坂本雅志