CRMコンサルティングとシステム提供を通じた顧客戦略支援で、事業の成長を設計するスマートウィル

CRMコンサルティングとシステム提供を通じた顧客戦略支援で、事業の成長を設計するスマートウィル

Column
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2025/04/23
Beyond CRM ― 顧客軸でビジネスを再設計する15の視点

スマートウィル代表坂本によるコラムシリーズ第一弾として全15回にわたりCRM戦略の現在と未来についてお届けしていきます。今回は、導入編ということで、第0回です。

 

はじめに

14年前、私は百貨店業界専門誌に『百貨店新CRM戦略』という連載を寄稿していました。
全11回にわたり、“顧客との関係性をどう築くか”を、当時としては先進的な視点で綴っていました。

あれから14年。そして、Smartwillは2025年、創業15周年という節目を迎えます。

この間、顧客の行動は変わり、テクノロジーは進化し、
CRMの現場も、経営の在り方も、大きく様変わりしました。
しかし――変わらないものもある。

それは、企業が持続的に選ばれるためには、
「誰と、どうつながっているか」という関係性の質が、
最も重要な資産になるという真実です。


本連載『Beyond CRM ― 顧客軸でビジネスを再設計する15の視点』は、

かつての連載原稿をベースに、
Smartwillがこの15年間で得た実践知と思想を織り込みながら、
“これからのCRM”を考え直すための15章として再構成したものです。

  • 会員制度を超えた“関係性の設計”とは何か
  • CRMを「仕組み」で終わらせない、組織変革の在り方とは
  • 顧客を“育てる”とはどういうことか
  • そして、デジタル時代の“信頼”とは何か

今回は、そんなテーマを少しだけ肩の力を抜いて、
コラム的に、でも確かに本質に触れる読み物としてお届けしていきます。

1話ずつ読んでいくうちに、
「CRMって、そんなふうに考えていいんだ」
「うちにも、こういう視点があれば変わるかもしれない」
そんな小さな“視点の再設計”が、あなたの中に芽吹けば幸いです。


キーワードは、Beyond CRM。

CRMは、単なるシステム導入でも、ポイント施策でもない。
それは、顧客との信頼を可視化し、組織全体で育てていく哲学と仕組みです。

Smartwill創業15年の節目にあたり、私たちは原点に立ち返りながら、
次の15年に向けて、CRMのその先を描いていきます。

どうぞお楽しみに。


※坂本は現在、東京都議会議員選挙への挑戦にあたり、政治活動においても「CRM構想(Citizen Relationship Management)」を提唱し、
『坂本まさしの政治をもっと身近に!』というブログを通じて、現場からの発信を行っています。
ビジネスと政治、異なる領域で共通する“つながりの本質”にご関心のある方は、ぜひご一読ください。

▶︎【政治活動ブログ】坂本まさしの政治をもっと身近に!
https://go2senkyo.com/seijika/196345/posts


連載内容(予定)

🔹第1部|CRMの本質を問い直す(思想と原点)

第1回 CRMは“会員制度”じゃない宣言 「CRM=顧客との関係性」という原点回帰
第2回 「関係性マーケ」で終わらせないCRM 共感から“行動変容”へつなぐCRM設計
第3回 CRMは経営のOSである 組織と経営に浸透させるCRMの本質
第4回 顧客の「顔」が見えるということ 顧客の“関係状態”を定点観測する仕組み
第5回 CRMのPDCAは、まず“C”から始めよ 「関係の現在地の変化」を読み解く設計

🔹第2部|顧客理解とリレーション構築(戦略と実務)

第6回 優良顧客は“つくるもの”である RFM/育成設計/クライアンター的アプローチ
第7回 接点は“配置”ではなく“設計”せよ 顧客行動に基づくOMO・CXデザイン
第8回 顧客を“識別”するという発想 ID統合、CDP構築、CRMデータ基盤論
第9回 LTVで描く“未来の顧客価値” 生涯価値に基づく戦略設計と可視化指標
第10回 反応しない顧客に、どう届けるか 休眠/離反対策における人とデータの融合

🔹第3部|CRMの担い手と未来像(実装と進化)

第11回 LINEは“CRMの現場”である セグメント配信/リッチメニュー/MA連携
第12回 クライアンテリング ― CRMの最前線は“人”に宿る Smartwill独自のCRM哲学:人がつなぐ、関係性の戦略化
第13回 スタッフが“ブランド”になる時代 接客の価値転換とクライアンター育成視点
第14回 CRMが失敗する組織の特徴 担当者依存、目的不在、部門連携不全の罠と処方箋

 

    • 株式会社スマートウィル代表取締役、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科講師 坂本 雅志
    • 著者株式会社スマートウィル代表取締役
      青山学院大学大学院
      国際マネジメント研究科講師
      坂本 雅志
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      note
  • 日本生命保険相互会社にてリテールマーケティング戦略の構築に携わった後、日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社(現 シティグループ・キャピタルパートナーズ合同会社)に参画。企業買収(PE投資)ビジネスにおいて、マーケティング戦略担当として主にリテールビジネス領域の投資先企業の経営支援を行う。その後、テレマーケティング事業のリーディングカンパニーである株式会社ベルシステム24にて、社長室長、執行役員営業企画室長、専務執行役・COO(最高執行責任者)などを歴任し、事業運営および成長戦略を牽引。あわせて日本テレマーケティング協会常任理事も務めた。
    2010年に合同会社スマートウィル(現 株式会社スマートウィル)を設立。CRM(顧客関係管理)を軸としたマーケティング戦略・組織変革支援を行う。
    2012年より青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科(MBA)にて講師を兼任し、「CRM戦略」を担当。
    2014年には『この1冊ですべてわかる「CRMの基本」』(日本実業出版社)を刊行し、累計発行部数19,200部(第9刷)を超える。
    2025年、東京都議会議員に初当選(世田谷区選出)。現在は、民間企業で培ったマーケティングおよび経営の知見を生かし、都政にも取り組んでいる。